2025/08/11 10:00



Playoatsのマフィンを召し上がって下さった方から「お腹の調子が良くなった」という声をよく頂きます。


この声の内容は大きく2つのパターンに別れていて、1つ目は「便通が良くなった!」というものです。
これはオートミールに含まれる食物繊維の働きが大きいのかなと推測しています。

そしてもう1つが特徴的かなと思うのですが「お腹が弱いけれどPlayoatsのマフィンは食べてもお腹が痛くならない」というものです。

実はこちらがPlayoatsのマフィンの材料選びに大きく関わりがあります。

前回の投稿でメインの材料に有機オートミールを選んだ理由に「お腹に優しい素材だったから」、そしてそれは「FODMAPという考えを取り入れているから」ということを書いたのですが、Playoatsの有機オートミールのマフィンの材料選びはFODMAPの考えをベースにしてます。

FODMAPは小腸で吸収されにくく、大腸で発酵しやすい糖質の総称で、この糖をたくさん含んている食材を「高FODMAP」、あまり含んでない食材を「低FODMAP」と位置づけています。

そして、お腹弱い人は、高FODMAP食材を避け、低FODMAP食材の食事をすることで、お腹の調子を整えることが出来る、とオーストラリアの大学が発表しています。

この考えに基づいて、Playoatsのお菓子の材料はなるべく低FODMAP食材を選んでいます。

なるべく、というのは、最初は全て低FODMAP食材で作ることを試みたのですが、味や食感など納得出来るものにならなかったので、FODMAP食材も取り入れることにしました。
身体に良くても美味しくなければ食べ続けることができないので‥

ただ高FODMAP食材を使う場合はお腹の不調が出にくいようにするための工夫や計算はしています。

このようにFODMAPを考慮し、腸への負担が少ない食材を使ったことが、お腹が弱い人でもお腹が痛くなりにくいことやお腹の調子がよくなることに繋がっているのではないかなと思っています。

話が長くなったのですが「マフィンの材料はどうやって決めた?」の回答は「なるべく低FODMAP食材を選び、高FODMAP食材を使う場合はなるべくお腹の不調が出ないよう工夫や計算をして取り入れた」です。

私はFODMAPを取り入れることで子どものころから悩んでいたお腹の不調の他、一時期悩まされた不眠も解消しましたので不調でお悩みの方は一度試してみると良いことが起こるかもですよ☺️